隣家改修
「隣家改修」(リンカカイシュウ)
我々の業界ではよく聞く専門用語です。
当然、読んで字の如く、お隣の家の改修です^^;
そう、通常は自分の家の改修をするのが普通ですが、「お隣の家」の改修です。
ではどんなときにするのか????
ご経験のある方はご存じでしょうが、自分の家を「解体」、潰したときに発生する工事です。
京都という土地柄、昔ながらの連棟家屋、隣接家屋がとても多く、(特に街中)自分の家を潰して建てなおそうとした時、お隣の家に少なからず影響を及ぼす場合があります・・・・・
そのような時は、解体家屋主負担で、お隣の外壁の改修や雨仕舞をします。
ほうってはおけません^^;
先日解体したお隣の外壁 ↓
築不詳・・・・解体後、お隣の外壁があらわれました。
お隣のお家はまだお子様も小さい若いご夫婦で、最近このお家をご購入されてお住まいになっておられました。
とても今のお住まいを大事にされているご主人でした。
隣に家が建ってしまっては、後から手の入れようがない・・・そんなこともご主人はおわかりでした。
もちろん、我々もわかっております。
今しかできない工事・・・・・
耐震補強・・・・雨仕舞・・・・・断熱工事・・・・
いろいろ出来ることはありますが、なにせ突然の出来事です。
数々ご希望はあるでしょうが、すべて解体をされたお宅へは望めません。
今回は、隣家のご主人のご希望と、少々追加予算をいただいて、断熱改修をさせていただきました。
我々もそうですが、建て主様も、常に隣家への配慮が必要です。
そういうご近所の関係づくりのお手伝いもさせていただければと、日々思います。
工事をさせていただいた施主様にはもちろん、ご近所の皆さまにも喜んでもらえるような工務店でありたいです。